冒険監督 / 塚本晋也 【本】

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出荷目安の詳細はこちら内容詳細秘境を探検するだけが冒険ではない、映画作りもまた冒険だ! これは映画製作に心底楽しみながら向き合う鬼才・?本晋也の生き様を通して映画人の冒険を体験する書である。かつてヨットで太平洋横断を夢見た少年は、大人になった今、どのように映画界という大海原を航海することができたのか?映画製作という巨大なゲームの中で絶えず頓智を働かせ、ピンチを乗り越えてきた?本流コペルニクス的発見とは?他に映画のテーマである「都市と人間」、「サイバーパンク」、「暴力と人間」、「精神とは何か」、また自分の作った映画を観客のもとに届ける苦労や世界の映画祭巡りでの珍道中などについてもユーモラスに語り尽くす。タイポグラフィを大胆にあしらい、懐かしさと新しさが共存するユーモラスな装丁は、気鋭のクリエイター・山本和久(Donny Grafiks)のデザインによるもの。著者紹介1960年1月1日、東京・渋谷生まれ。14歳で初めて8ミリカメラを手にする。87年『電柱小僧の冒険』でPFFグランプリ受賞。89年『鉄男』で劇場映画デビューと同時に、ローマ国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞。主な作品に、『東京フィスト』、『バレット・バレエ』、『双生児』、『六月の蛇』、『ヴィタール』、『悪夢探偵』、『KOTOKO』、『野火』など。製作、監督、脚本、撮影、照明、美術、編集などすべてに関与して作りあげる作品は、 国内、海外で数多くの賞を受賞し公開される。北野武監督作『HANA-BI』がグランプリを受賞した97年にはヴェネチア国際映画祭で審査員をつとめ、05年にも2度目の審査員として同映画祭に参加している。俳優としても活躍。監督作のほとんどに出演するほか、他監督の作品にも多く出演。『とらばいゆ』、『クロエ』、『溺れる人』、『殺し屋1』で02年毎日映画コンクール男優助演賞を受賞。『野火』で15年、同コンクールにて男優主演賞を受賞。その他に庵野秀明『シン・ゴジラ』、マーティン・スコセッシ監督『沈黙-サイレンス-』など。他、ナレーターとしての仕事も多い。 最新監督作は、池松壮亮・蒼井優主演で、初の時代劇となる『斬、』。この作品は、ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品された。